柏木克友の岡ようご崎ます

地元愛知県岡崎市での日々を綴ります

鳥取日帰り弾丸ツアー〜高気密・高断熱住宅を求めて〜

岡ようご崎ます!

 

先週末のことになりますが、高気密・高断熱な鳥取県の健康省エネ住宅「NE-ST」を体感すべく、鳥取まで車で弾丸日帰りツアーしてきました。

 

kashi.hatenablog.jp

 

最近、何かと関心の高いこの分野。

 

鳥取県は、県をあげて健康省エネ住宅を推進しています。

具体的には、こちらの過去記事で触れています。

 

kashi.hatenablog.jp

 

今回、訪れたところは2ヶ所。

 

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1)西浦建築さんの健康省エネ賃貸住宅「NE-ST吉成」

 

 

主旨を伝えて健康省エネ賃貸住宅の見学のアポをしたところ、西浦社長直々にきてくださり、熱く、丁寧に説明してくださいました。

 

ちなみに家賃は、2階 85,000円、1階 75,000円。

(2階の方が1部屋多い)

公金で断熱化をしているため、その部分は家賃にそこまで乗っていないとのこと。

 

鳥取県は、県民のみなさんに豊かに健やかに暮らしてほしいそうです。

健康に長生きしてもらい、県全体が元気になる。

いい循環ですね!

 

(西浦建築の西浦光太郎代表取締役と)

 

西浦社長は、とても気さくに話しかけてくださり。

「実は、兵庫の会社なんです。」

「元々、高気密・高断熱の住宅をやっていて、賃貸住宅をやるということで参画させてもらいました。」

「賃貸で高気密・高断熱の暮らしのファンになってもらえたら。マイホームも高気密・高断熱で建てたくなるでしょ?」

 

営業の方も真摯に対応していただき、本当に来てよかった。

もちろん部屋は、暖かく、無暖房といっていい状態でした。

「ちゃんとエアコンの設定温度になるんですよ!」

 

 

外気温が低く、室内は乾燥しがちな冬は、室温18~25℃で湿度40~50%が最適と言われたりするため、いい環境をつくっていることがうかがえる。

ちなみに外気温が高くなり、蒸し暑くなる夏場は、室温25~28℃で湿度50~60%が理想的とされているようです。

 

 

こちらの南側の窓は、アルゴンガス入りの複層ガラス。

サッシは、樹脂サッシ。

樹脂サッシの効果は下記サイトにあるように、熱伝導率がアルミと比べて約1000分の1です。外気温の影響を抑えるため、結露が生じにくく、カビ・ダニの発生を防ぐというメリットがある。

樹脂サッシの効果 - 樹脂サッシ工業会

 

窓については、これらのサイトらにまとまっていたため、いくつかリンクを貼っておきます。

www.ykkap.co.jp

 

www.pattolixil-madohonpo.jp

 

また、エコガラス省エネシミュレーションができるサイトもあったため掲載。

住宅|エコガラス省エネシミュレーション│エコガラスについて│窓ガラスならエコガラス

 

鳥取と岡崎では、気候の違いから、窓の種類の配置など建て方も変えなければいけないことも学びました。

なんと、鳥取は年間で160日程度も雨が降り、日照時間も短いのだとか。

「鳥取と岡崎では、窓の種類を逆にした方がいいと思います」と。

 

 

こちらは「床ガラリ」。

お恥ずかしながら素人の私は、こちらのことも知りませんでした。

わかりやすいサイトを見つけたので貼り付けます。

 

www.takumi-probook.jp

 

「もし、エリアで高気密・高断熱住宅を広げていきたいなら、まずは、公民館や学校などの公共施設を南海トラフ対策の耐震とともに断熱リノベーションをして、あまりお金をかけずに、みんなが使う場所を変えていくことからでしょうね!」と西浦社長。

 

「公民館で自分たちが実感したり、子どもが(学校から)家に帰ってくると寒い!と言わないと変わらないと思います」

「防災の観点もやはり必要で、震災などの有事、電気もしばらく使えないときに、耐震は当然ながら高気密・高断熱の建築物は、快適な避難生活を送る上で必要不可欠となりますよね」

「さらに太陽光パネルが乗っかればなおいいですよね」と。

 

ちなみに、NE-STは、医師・建築士・工務店・行政のチームでつくったそうです。

医師は、行政職員さんが「家と健康」を研究している方を呼んできたそう。

 

西浦社長から具体的に著名な専門家の方の名前も2名教えていただいた。

<専門家1> 

前 真之 (Masayuki Mae) - マイポータル - researchmap

<専門家2> 

伊香賀 俊治 (Ikaga Toshiharu) - マイポータル - researchmap

 

本当にいろんなヒントをいただきました。

できることを実践していきたいと思います。

ありがとうございました!

 

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2)アイフルホーム鳥取店さんのモデルハウス

 

 

私の勘違いから当日の問い合わせにもかかわらず、丁寧に対応してくださいました。

高気密・高断熱仕様のモデルハウスは、こちらももう外に出たくなくなるような快適さでした。

 

 

1・2階吹き抜け部分のあるこのモデルハウス。

2階建てのこの家にエアコンが2台設置されていたが、稼働エアコンは常時1台。

 

 

夏は2階のエアコン、冬は1階のエアコンを稼働。

 

 

ファンで空気の流れを作り、どの部屋にいても快適な状態を保っているとのこと。

ただし、各部屋、完全に締め切ったままだと行き渡らない場合もとのことでした。

 

 

こちらは窓ガラスですが、トリプルガラスとなってます。

 

 

気密性を評価した数値 C 値 0.32cm2/m2 快適でした。

 

ああ、高気密・高断熱住宅、住みたい。。。

 

真摯に対応していただきありがとうございました!

 

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さて、今回の弾丸ツアーは、実は早朝に着いたため、まだどこもやってなかったということで、鳥取砂丘で始まりました。

 

 

幻想的な景色が広がっていて眠かったですが、テンション上がって目醒めました。

 

途中、合間に地元NPO運営フルーツショップでフレッシュランチ。
 

 
夜は西浦建築さんでおすすめされた回転すし北海道で悶絶しました。
 

 
最後は弾丸の疲れを湯谷荘の立ち寄り湯で癒して帰路につきました。
 

 
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車での弾丸ツアーは疲れましたが、百聞は一見にしかず。
来てよかったです。
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。