柏木克友の岡ようご崎ます

地元愛知県岡崎市での日々を綴ります

私の思う「有償」ボランティアが必要な理由(1)継続性

岡ようご崎ます!

 

私は、有償ボランティア「おかすけねっと」の代表・事務局を務めています。

 

有償?ボランティア??

「有償ボランティア」って何?って方は、こちらの記事をご覧ください。

kashi.hatenablog.jp

 

では、なぜ「有償」ボランティアにしたのか?

 

「無償」じゃダメなのか?

 

「無償」でもいいんです。

ただ、今回、「有償」ボランティアにしたのには考えがあるんです。

 

(1)継続性

(2)コミュニティの形成

(3)役割の創出

 

これら3点の観点から「有償」ボランティアとしました。

 

今日は、(1)継続性 について話したいと思います。

 

ずっと一切の見返りを求めず「無償」でボランティア活動をしている方はいます。

とてもすごいなあと感心します。

 

ただ、私は、そういった方をそこまで多くは知りません。

 

時間は有限です。

限りある時間をひとのために費やしていけるひとはそう多くありません。

 

また、特定の人、例えば知人・友人や町内の方など・・・

それだけならまだしも、不特定多数の方に奉仕できる方を私は知りません。

 

みんなが近くの一部のひとにそんなことができれば何も困りません。

しかし、現実は、そんなサポートは、必要なひとに十分に行き届いていないようです。

だから、多少なりとも対価が発生すれば、参加へのハードルが下がるのではないかと思います。

 

また、参加した後も、継続してサポートしていくモチベーションも維持しやすいと思います。

 

あと、逆の立場「サービスの利用者」に立った時も、その継続性というところに「有償」であるメリットはあります。

 

もちろん本当に経済的に困っていて、その対価さえも支払えないような場合には、継続性はありません。

 

しかし、実は、無償(タダ)でボランティアを受けると、申し訳ない気持ちになり、次が頼みづらくなるというケースは少なくないそうです。

 

使う利用者の側からしても、少しでも対価を支払うことで、申し訳なさから、純粋に「ありがとう」という気持ちが全面に出てくるようです。

 

それは、私自身がこの活動を始めて、実際に感じていることでもあります。

 

お互いが気持ちよく、お互いに多くの方が参加できるサービスとなるように。

 

「有償」ボランティア「も」必要だと思う理由の(1)つめでした。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。