岡ようご崎ます!
こちらのブログでは、有償ボランティア「おかすけねっと」のことなどを投稿しています。
もう昨年の話となりますが、2022年14回目に行ったサポートを報告いたします。
今回のテーマは、「サポーターの対応力を求められる部分」と「事務局のサポートの重要さを再認識」です。
その前に、「おかすけねっと??」って方はこちらの記事をご覧ください。
実は、今回の利用者さん、利用も4度目の方。
これまでのサポート記事はこちら。
↓ 1回目の記事
↓ 2回目の記事
↓ 3回目の記事
リピート利用は正直にうれしいはずだが・・・
複雑な心境だった。
なぜかと言うと、ご本人の精神状況が不安定になっていくことが介入するごとに感じられていたから・・・
その日は、もともと特定健診の同行依頼だった。
しかし、いざ自宅を訪問すると、ご本人はつらそうに布団で寝ていた。
歩行も精神的な影響か身体の不調か断定はできないが不安定であった。
頓服で出ているむくみに対する薬は、全然飲んでいないとのことで不安がよぎるが、タクシーで一緒に受診。
実は、この日は、他のサポーターさんである花美知という花屋の柴田秀一さんの庭木の伐採以外でのデビューだった。
そのため、私も同行していた。
私は、理学療法士でそういった現場に少なからず対応できるが、柴田さんは花屋さんであり、その辺りは未経験。
もちろん何かあれば事務局である私にTELしてもらうことになってはいるが、サポーターの対応力の難しいところも実感した。
そして、こういったとき、事務局として、電話がかかってきたら、的確に状況を感じ取り、サポートしなければいけないという事務局の重要性も再認識。
結果、今回は、健診予定だったこともあり、そのままスムーズに各種検査に。
ご本人は、そんな中、「インフルエンザの予防接種も・・・」と希望されたが、医師も体調不良の訴えあったため、予防接種は中止判断された。
今回、初サポーターとして同行した柴田さんは以下のように振り返っていました。
「初めて介護の案件に行きました。
身内にもそういった方がいなくて驚くことが多かったです。
依頼者の身体を支えて言葉をかけて安心して貰おうと自分なり頑張りましたが・・・
いざ、病院に行き柏木さんと病院側のやりとりを聞いていましたが、自分の知らない言葉、知識などを聞いていて、少し自分の無知さに恥ずかしい思いをしました。
でも、自分の知らなかった事がわかったので勉強になりました。」
上記のように振り返っていたが、何も恥ずかしいことはない。
私は、逆に花やその他の知識はまったくと言っていいほどない。
逆に言うと、誠心誠意ご本人にかけていた心のこもった声かけは、利用者さんの気持ちを救っていたと思う。
正解は、後にならないとわからないし、その出た結果さえも最適解かどうかもわからない。
でも、こうしてみんなが一生懸命に地域住民に向き合って、いろいろ考えさせられること自体が、より良いコミュニティを作るための大きな一歩であり、まちがいなく前進であると思う。
これからもみんなと一緒に地域を支え、考えていける団体でありたい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。